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メールカウンセリング事例

メールカウンセリング事例①

【Aさんからの相談メール】

夫、私、長男、二男、三男の5人家族で、長男(中1、13歳)の相談です。
小2から腹痛など起こし、時々休むように(からかいが原因)。
小3で転勤による転校。
小5の時はからかいがひどく、友達からも無視され1人で登校出来なくなり、保健室、付き添い登校。
小6で再び転校し、本人も再出発する気持ちで登校するも、不安、緊張が日増しに強く不眠状態になり、不登校専門外来を受診、投薬治療を始める。
中学入学後は、情緒学級に入級するが、だんだん登校が難しくなり、現在は部活の登校、または放課後顔を出すだけとなっている。
勉強は全く手につかない状態。
性格は生真面目、やさしい。 納得しないと行動出来ない。

小さい頃からの育てにくさに、発達障害、自閉傾向を疑いウイスクを受けましたが、目立った凹凸は見られず。
環境の変化やからかい、人間関係でのトラウマがマイナス要因となり、行動にブレーキがかってしまっているとの判断でした。  
主治医の方針が、どこかしらで学校へ繋がっている状態を続けながら、小さいことでの達成感を積み上げていくことです。

色んな本やサイト、ブログも読みあさり、結果、やはり気質的なものかと受け止めた次第です。
今現在は、私が無意識的に過干渉になっていたことも猛省し、何も言わずに見守る姿勢をとるように心がけています。
がっつり休ませた方がいいかもしれないとも思うのですが、孤立してしまったと感じてしまうのではと怖いのです。
しかし、登校で少したまり始めたエネルギーを消費してしまっているとも感じます。

またネットやネットゲームも本人はとても好きで与えていますが、条件付きです。

はまってしまうかもしれない恐怖に、完全に与えっぱなしにはどうしても出来ないのです。
小さい弟がいるのもその理由のひとつです。
弟達の気質も、ここでいうST気質に当てはまるところがあります。

弟達はかろうじて学校へ通えているので、兄だけずるいと口にすることも多くなりました。
しかし全員にその過保護の対応をすると、全員がゲーム漬けのだらけた状態になってしまうのではと怖いのです。
そのため、過保護にし、過干渉をやめることが出来ていない。
どうしたら上手くやれるでしょうか?

学校との繋がりは、『どうする?』程度の促しです。
それも、下の弟たちはチェックしているようです。

また学校、支援級の先生も不登校児について勉強不足なのか、対応が分からないと、私に支援の手立てを求めてきます。
それでは、私が支配をしていることになるのでは?と言っても納得しないようで、私も困ってしまったら、先生も黙ってしまいました。

小さい弟たちがいる上での、過保護と脱過干渉。
支援級の先生にどうしたら、勉強不足にうまく気付かせ支援方法を考えてもらえるか。
アドバイス、よろしくお願いいたします。




【返信メール】

Aさん

これまでの学校での様子から、発達障害とは診断されない領域のグレーゾーンであり、ST気質ということは確実と言っていいと思います。
ST気質は家族性のものなので、弟さんがそうであっても何の不思議もありません。
お父さんもしくはおじいちゃんおばあちゃんにもST気質の人がいるかもしれませんね。
中学1年生で部活だけは行っているなら、得意分野があるということですよね?
これは本人がやりたがればぜひ続けたらいいと思います。
もし部活も無理な状態になったとしても、学校との繋がりはお母さんが続けてください。
これはAさん側には全くそんな意識はなくても、学校側ではネグレストなど虐待の把握のために必要なことなのです。
これまでに役所や児童相談所など、どの機関でも把握できない家庭で、悲惨な事件が数々あったためなので、そういった視点も持つと、先生との関わりも変わってくると思います。

支援級の先生への不満ですが、あまり過度な期待はしない方が良いでしょう。
公立の学校であれば、先生方はたまたまそこに配属されたわけなので、ベテランの先生でないのなら、これから経験と知識を積んでゆくでしょう。
その先生にとって貴重な経験の一つとして、Aさん親子が関われれば、それは素敵なことですよね。
スクールカウンセラーの先生などともチームで関わってもらえるようになると、さらに良いと思います。

支援級に限らず、先生方は仕事として教育現場にいるのであって、そこにいない不登校の子どもとの関わりは事実として先生の仕事のほんの一部となります。
子育てでずっと関わる親とは違います。
それでも、いい出会いとなれば子どもも親もとてもいい影響を受けるものです。
心は鏡の法則がありますから、こちら側にいい関係だという意識があれば、先方もそれを映し出します。
要はAさん次第です。
いい関係が作れるよう頑張ってくださいね(^ ^)

どうしても先生に資質がないと判断される場合は、別の支援先にグチったり相談したりして、吐き出す場を作ってください。
また、兄弟の対応についてですが、「つ離れ」を境に変えてください。
思春期を迎えたら子どもに任せていくように、子育ての方法を変えていくこと。
長男さんは思春期ブルーですから親からは話しかけないことが基本ですが、次男さん、三男さんは思春期ブルーではないようなので、今からたっぷり「さしすせその相づち」と「あしたあおうよ」の言葉かけで、しっかり自己肯定感を育て、無条件の愛を伝えてください。
子どもの性格によって接し方はそれぞれに工夫が必要ですが、ST家族であれば、「普通になること」を目的とすると大変なストレスになります。
それよりも自分たちをユニークな家族であると認めた上で、普通でないことを楽しめるようになるといいですね。

それぞれのお子さんの得意分野を引き出し、思いっきりやれる環境を整えて、スペシャルタレントとして育ててください。

そのためには、Aさん自身が次のステップに進む必要がありそうです。

ちなみに「何も言わずに見守る姿勢をとる」のは、子どもをずっと監視して支配していることのやんわり系で、過干渉な気持ちの表れです。

Aさんにとっては、これまでの常識的な価値観を覆すほどの作業となりますから、一筋縄ではいかないでしょうが、ST気質を肯定的に受け取れるようになれると、ゲームなどへの悩みも考え方が変わってくると思いますよ。
まだまだこれからです。
頑張ってくださいね(^_^)




メールカウンセリング事例②

【Bさんからの相談メール】

父親、私、長女(高校1)、次女(中2)、三女(小5)の5人家族。

長女と次女がおととしの夏休み明けから、不登校になりました。
長女が中3、次女が中1のときです。
ふたりとも、中学受験をし、おなじ中高一貫校に通っていました。

長女についての相談です。
小学校のときから、頑張り屋で、中学もレベルの高い勉強を頑張っていました。
不登校の原因は、人間関係などいろいろとあったと思いますが、勉強疲れが大きいかと思います。
長女は休み始めて1度も学校に行けないまま中学を卒業し、うえの高校には上がらず、別の高校を受験し合格。
しばらくは週一で休みながらも通えていましたが、2ヶ月ほどで再び行けなくなり、通信制に転学しました。

通信に移るときは、同級生とおなじ時期に卒業したいとの本人の意志があったので、私が8校、説明を聞きに行き、そのうち長女が3校、見学と体験をして選びました。
どこもオタクやヤンキーがいるから気が進まない、、、と不満を言いながら、消去法で選んだような感じです。

長女はまだ体がしんどいようです。
昼夜逆転が続き、出席しなければいけない授業に出られず、積み残しがたまり、進級試験にも気が重くなっているようです。
徹夜のまま朝一の授業に出ようと、頑張って起きていた日は、いざ支度の時間なると睡魔がきて寝てしまい、授業には出られませんでした。
夕方に起きてきて、予定していた授業に出られなかった、、、どうして体がしんどいのか、思うように動けないのか、夜に寝られないのかと、泣いていました。
しんどかったら、休み休み、ぼちぼちやればいいよと声を掛けますが、進級がかかっているので、そんなことも言ってられないと、言います。
まだ、脳が疲れているのでしょうか?

大好きなアイドルのコンサートには、頑張って起きて、行けます。
年末から年始にかけては、都心へのコンサートも、初めて泊まりで出掛けました。
お金もかかりますが、好きなことがあることは、ありがたいと思って行かせています。

体のしんどさと昼夜逆転は、どのようにしたら、正常な状態に戻っていくのしょうか?
本人がとても辛そうで、わたしにできることがあれば、アドバイスをお願いいたします。




【返信メール】

Bさん

3人のうち、思春期の二人が不登校ということは、ST気質を持っている家族と考えていいかと思います。
ST気質の子が中高一貫校に入った途端、思春期ブルーに陥るケースは大変多いそうで、かしめん協会の理事長森先生は、中高一貫校の弊害と言っています。
小学校と違いできる子たちの集団となるため、自分の価値が見出せなくなりますし、やっと終わったと思った受験も、入学とともに次の受験の話をされ、終わることのないストレスに心のエネルギーが底をついてしまうのです。

アイドルのイベントだけは行けるならば、Bさんもお考えの通り、思う存分楽しめるといいと思いますよ。
ものは考えようで、長女さんも十分オタクです^o^
どこにエネルギーが向くか、です。
アイドルに匹敵する楽しさを感じる何かを見つけられると、行動が変わってくると思いますよ。

しかし文面から察するに、長女さんには何かとこうでなければ、という思いがあるようですね。
学校は行かなければ、試験は受けなければ、みんなと同じでなければ、昼夜逆転は良くないことだ…

それはつまり、お母さんから伝わっていることだと思います。

中学3年のときからの不登校で、高校受験、高校不登校、通信に転校と、ずいぶん忙しく、全く休む間がないようです。
これでは辛いですね。
自分のことも責めているようです。

身体の辛さだけでなく、心の辛さの理由を知り、罪悪感をなくすことが先決だと思います。

休むことにも、昼夜逆転にも、罪悪感があると脳みそが忙しく働き過ぎて、休んでいても脳がフル回転していて疲れるため、心のエネルギーも溜まりません。
気質上、必ずしも朝型生活が向いているとも言えませんので、自分に向いた生活がわかればいいのです。

親子で、家族で罪悪感をなくすためには、ST気質を理解し、自分たちがユニークな存在であることを楽しめるようになるといいですね。

それにはおそらくこれまでの概念を覆すことになりますから、お母さんとしても本当に苦しい作業はこれからかもしれません。

目的はお子さんたちがスペシャルタレントとして輝いて生きていけること。

これからです。 頑張ってくださいね。




メールカウンセリング事例③

【Cさんからの相談メール】

夫 、私、長男、次男の4人家族で、長男18歳の相談です。

中学3年の進路選択の際、長男はどこの高校へ行くのか中々決めかねていた為、私が勧めた私立の全日制の進学校へ特待生で入学しましたが、学校と先生の威圧的な雰囲気と膨大な課題に追われ、学校へ行き渋り始めました。
でも、無知だった私は、過敏性腸症候群と過呼吸で苦しむ長男を無理やり学校へ行かせ続けてしまいました。
過干渉で過保護で本当に駄目な母親だったと思います。

その後、もうあんな学校行く意味ないよと、週5日制で通える通信制の高校へ転校しましたが、全く通えないままです。
現在は在宅に切り替え、レポート提出はしっかりやっているので、何とか卒業も間近となりました。今年度は、私が側についていなくても、一人でレポートを全て行うことができました。

3年になってから転任されて来た先生と、家庭訪問で数回会うことができ、12月には、学校の前まで行くことができましたが、先日のテストへは足が向きませんでした。

これまで、私達夫婦は、試行錯誤と様々な葛藤を乗り越え、受け入れ、余計な事は言わずに、仲良く長男を見守ることを続けています。

高校へ行けなくなったばかりの頃の長男は、暴言を繰り返し、もう死ぬんだとか、殺せとか言っていましたが、今は「4月からどうしよう。大学に行きたい気持ちはある」と話しています。
不安定な頃から、部屋に閉じこもるということはなく、明るく元気に家族とリビングで普通に過ごせています。
次男が不登校になる前と何ら変わることなく接してくれていることが一番の理由だと思います。

最近、暇で気持ち悪いと言っているので、週に1日からでも、何処かに行けるといいなと私は思っているのですが、高校卒業後の居場所と言えば 予備校か、アルバイトか、それとも 就労支援の若者サポートか…
私から提案すると、あまり良い返事をしないので、やはり本人が動き出すまで待つしかないのかなと…悩んでいます。

先ずは高校を卒業することが肝心なのですが、卒業後のことが気になりご相談させて頂きました。
何か良い働きかけの方法というか 具体的に何をしてあげれば良いか アドバイス頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。




【返信メール】


Cさん

現在の家族関係は良好ということで、息子さんがリビングでも安心して過ごせるのは、これまでのご夫婦、兄弟の努力の結果かな、と思います。
本人に大学に進学したい気持ちがあることも、暇だと言っていることも、思春期ブルーの底からは這い上がった証拠ではないでしょうか。

ただ長男さんの場合、文面からこれまで何でも親に決定権があったように思いました。
進学した高校選び、その高校を辞めること、通信制高校への転校、そこで通学スタイルから在宅に変えたこと。
昨年までお母さんが側についてレポートをやらせていたということは、過干渉な親の関わりが続いているということだと思います。

ご夫婦で「仲良く見守り続けている」ということですが、それは両親揃って監視している、のやんわり系であり、私のブログでは「見守りたい病」としています。

それが現れてるのが、お母さんからの提案に良い返事をしないという反応です。
息子さん自身、親の欲を感じている証しではないでしょうか。
文面からは息子さんが普段何をしているのかわかりませんでしたが、好きなことを思う存分できていれば、その方面で何かしら考えていることがあるのかもしれませんね。

あるいは親を心配させたくない脳グセで言っているのかも。

彼は、親が本当の意味で決定権を譲ってくれるようになるのを待っているのではないでしょうか?
おそらく優しくて賢いお子さんなので、お母さんを傷つけたくないのだと思います。

「やはり本人が動き出すまで待つしかないのか」とお母さんも本当はお気付きですよ(^ ^)

「4月から」何かしなければ、とか、どこかに所属しなくては、と思い込むこと自体が常識の価値観から抜け出していない現れであり、ST気質の子にはそれが大変なストレスになります。
現状好きなことに打ち込めていない場合は、好きなことを思う存分できると良いと思います。 たとえひきこもったとしても、です。

ちなみに、「何をしてあげれば良いか」と思ってしまう親心、私もそうでしたから理解できますが、あいあい先生流にはこれさえも上から目線の過干渉さなのです。
子どもを信じて任せていれば、そんなことは考える必要もないから、だそうですよ。

過干渉については私のブログでも記事がたくさんありますので、ぜひまた読んでみてくださいね。



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